少林寺拳法 復帰計画⑥ 旧武専卒業編

今年度から少林寺拳法に復帰し、週1回程度ではありますが少しずつ稽古に参加するようになりました。

少林寺拳法には、一般の道院・支部とは別に、「武専」という指導者養成の学校があり、全国のほとんどの地区で開講しています。主に月に1回、日曜日に実技と学科の勉強をしていきます。私も24年前に「武専(北海道地区)」に入学しました。当時は少林寺拳法の総本部に「日本少林寺武道専門学校」という学校があり、その別科という位置づけから、別名「武専別科」(総本部の方は武専本科)と言われていました。

武専別科には、「予科」「本科」「高等科」「研究科」と4つの科があり、それぞれ2年・2年・3年・4年と、卒業するまで11年かかるものでした。それぞれの科を修了するには、実技試験と修了論文の提出があり、合格すると修了となります。本科までは北海道地区で修了し、高等科は東京地区で修了し、研究科4年まで進級したのですが、そこで少林寺拳法を一旦休眠することにしたので武専も10年以上休学状態となっていました。あと1年で研究科を修了すると、武専卒業となります。少林寺拳法に復帰したので、武専も研究科を修了して卒業しようと思っていました。しかし、ここに来て予想外のことが起きていたのです。~⑦へ続く~

※写真は、私の恩師である故・大屋昭夫先生(大範士九段)で、武専東京地区で指導されている様子です。